若いころは、年配の人がこの種のことを言うのを年の瀬の枕詞ぐらいにしか思っていなかったが、僕自身人生の後半戦に突入してからは実感、実感、また実感。たとえは古いけど超特急のように時が過ぎ去り、坂道を転がるように齢を重ねていってしまう。
というわけで今号では、あっという間に過ぎ去ったヒィーヒィー隊の今年1年を振り返ってみようと思う。
直径4m。外壁の厚さを差っ引いても6畳分くらいの広さがあり、14人が楽に入れた。
意外だったのはミニかまくら。バケツに雪を詰め、それを逆さにしてスポッと出したやつをシャベルかなんかで適当にくり貫いて、中にローソクを立てた簡単なものだが、雪の壁を通して揺れる炎がとても幻想的だった。ジャンボは無理でもミニなら簡単につくれるので、皆さんもぜひ一度挑戦を。
2月はビーチコーミング。
さぶいさぶい時に、何を好き好んで海岸を歩くだいや、とあきれる声もたまに聞くけど、浜辺の宝探しは真冬に限るのだ。なぜなら山陰の海岸に流木ゴミその他が流れ着くのは、季節風の関係で圧倒的にこの時期が多いから。
ところで、すっかりヒィーヒィー隊の定番活動となった感のあるビーチコーミング。今年はなんと<strong>《第1回環日本海流木アート大賞展》</strong>を開いてしまった。
大賞展にあわせて、あわてて拾い集めたものや以前からお宝のように大切にしていたものetc。遠くは鳥取市、主に琴浦町から80点ほどの出品があった。
作品をつくるために海岸を歩き、流木を拾い集めることで、もう一度ふるさとの海を見つめ直してほしい・・・この大賞展を開くまでは、僕たちのそんな願いがどれだけ届くのか不安だったが、期間中に来場者から寄せられた174通の感想が自信を与えてくれた。
というわけで2006年春には第2回の流木アート大賞展を開くので、またまた皆さんもぜひ挑戦を。
この淡水魚は、在来の魚を食い尽くしてしまうため、世間からは害魚扱いされている。
当の本人(本魚?)にとっては何とも理不尽な話で、知らぬ間に日本に連れて来られて、エサの小魚を食べながらひっそりと地味な暮らしをしていたら、いつの間にか犯罪者に仕立て上げられてしまっていたのだ。
番組では、小前隊員がTVカメラのプレッシャーに負けることなく上鳥池で見事にバスを釣り上げ、その場で塩焼きとムニエルにして食べた。
外見だけでなく味もスズキそっくりなので、これまた皆さんもぜひ挑戦を。
9月にはスズメバチに刺された。それも腕と背中に6ヵ所。恥ずかしながらスズメバチが黒色を好んで襲うことを知らずに、一番危ない時期に黒い服を着て山に入ってしまった。
「よーもまぁ6ヵ所も。でも顔を刺されんで良かったですねぇ」と、解毒の点滴中に看護士さんから言われた。
スズメバチは髪の毛の黒色にも反応するという。後で思えば、額にピンクのタオル鉢巻をしていたから顔をやられなかったのかもしれない。
ということで「もうたいがいにせー」と言われそうだけど9月・10月に山に行く時には、皆さんもぜひ明るい色のタオル鉢巻を。
いやぁ、しかし思い出せん。もっと面白いことや書かないけんことがあったはずなのに、さっぱり思い出せん。
この前正月で、あっという間に年末になったのなら、その“あっ”の間の出来事くらい覚えていてもよさそうなのになぁ。
ま、自慢じゃないけど昨日のこともほとんど覚えていないのに、何ヶ月も前のことが思い出せるはずもないわな。
というわけで、ややこしいことはあまり深く考えずに、2006年も中年ヒィーヒィー登山隊をよろしくお願いいたします。
というわけで今号では、あっという間に過ぎ去ったヒィーヒィー隊の今年1年を振り返ってみようと思う。
◇ ◇
1月は・・・そうそう、らくらく山歩会のメンバーと一緒に、一向平でジャンボかまくらをつくったのだった。直径4m。外壁の厚さを差っ引いても6畳分くらいの広さがあり、14人が楽に入れた。
意外だったのはミニかまくら。バケツに雪を詰め、それを逆さにしてスポッと出したやつをシャベルかなんかで適当にくり貫いて、中にローソクを立てた簡単なものだが、雪の壁を通して揺れる炎がとても幻想的だった。ジャンボは無理でもミニなら簡単につくれるので、皆さんもぜひ一度挑戦を。
2月はビーチコーミング。
さぶいさぶい時に、何を好き好んで海岸を歩くだいや、とあきれる声もたまに聞くけど、浜辺の宝探しは真冬に限るのだ。なぜなら山陰の海岸に流木ゴミその他が流れ着くのは、季節風の関係で圧倒的にこの時期が多いから。
ところで、すっかりヒィーヒィー隊の定番活動となった感のあるビーチコーミング。今年はなんと<strong>《第1回環日本海流木アート大賞展》</strong>を開いてしまった。
大賞展にあわせて、あわてて拾い集めたものや以前からお宝のように大切にしていたものetc。遠くは鳥取市、主に琴浦町から80点ほどの出品があった。
作品をつくるために海岸を歩き、流木を拾い集めることで、もう一度ふるさとの海を見つめ直してほしい・・・この大賞展を開くまでは、僕たちのそんな願いがどれだけ届くのか不安だったが、期間中に来場者から寄せられた174通の感想が自信を与えてくれた。
というわけで2006年春には第2回の流木アート大賞展を開くので、またまた皆さんもぜひ挑戦を。
◇ ◇
ラージマウスバス=オオクチバス。一般にはブラックバスと呼ばれている。80年前に米国から持ち込まれた。以来、釣り人その他によってあっちこっちに放流され、今では日本全国のため池や川に棲みついている。この淡水魚は、在来の魚を食い尽くしてしまうため、世間からは害魚扱いされている。
当の本人(本魚?)にとっては何とも理不尽な話で、知らぬ間に日本に連れて来られて、エサの小魚を食べながらひっそりと地味な暮らしをしていたら、いつの間にか犯罪者に仕立て上げられてしまっていたのだ。
番組では、小前隊員がTVカメラのプレッシャーに負けることなく上鳥池で見事にバスを釣り上げ、その場で塩焼きとムニエルにして食べた。
外見だけでなく味もスズキそっくりなので、これまた皆さんもぜひ挑戦を。
9月にはスズメバチに刺された。それも腕と背中に6ヵ所。恥ずかしながらスズメバチが黒色を好んで襲うことを知らずに、一番危ない時期に黒い服を着て山に入ってしまった。
「よーもまぁ6ヵ所も。でも顔を刺されんで良かったですねぇ」と、解毒の点滴中に看護士さんから言われた。
スズメバチは髪の毛の黒色にも反応するという。後で思えば、額にピンクのタオル鉢巻をしていたから顔をやられなかったのかもしれない。
ということで「もうたいがいにせー」と言われそうだけど9月・10月に山に行く時には、皆さんもぜひ明るい色のタオル鉢巻を。
◇ ◇
いやぁ、しかし思い出せん。もっと面白いことや書かないけんことがあったはずなのに、さっぱり思い出せん。
この前正月で、あっという間に年末になったのなら、その“あっ”の間の出来事くらい覚えていてもよさそうなのになぁ。
ま、自慢じゃないけど昨日のこともほとんど覚えていないのに、何ヶ月も前のことが思い出せるはずもないわな。
というわけで、ややこしいことはあまり深く考えずに、2006年も中年ヒィーヒィー登山隊をよろしくお願いいたします。